「ケアする人のケア」セミナー
〜家族を支える私/私を支える地域〜
2008年11月29日(土) 9:50〜16:00(受付9:30〜)
彩の国すこやかプラザ(さいたま市浦和区針ヶ谷4-2-65)[
アクセスマップ]
参加無料(先着順300人)
私たちは、誰もが支えを必要としている存在です。今支える立場にある人も、やがて老いや病によって支えられる側になっていきます。しかし、近年の「自立」を求める制度のなかにあっては、悩みを他人に打ち明けたり、誰かに助けを求めたりすることをためらい、ひとりで抱え込んでしまう人も少なくありません。
このセミナーでは、身近な人を支えるための基本的な考え方を学ぶとともに、地域の具体的な実践をとおして支え合いの仕組みづくりについて考えます。それぞれの学び合いをとおして、「支える/支えられる」という関係性を当り前のものとする“ケアの文化”をめざしていきましょう。
対象:福祉や医療のサービスを提供する専門職/ケアに関わるNPOやボランティア団体の職員/研究者や学生/介護家族/そのほか、身近な人を支えたいと考えている人やコミュニティケアに関心のある人
プログラム
10:00-10:30│スライドショー
ひとりひとりの暮らし・人生・生命(いのち)
精神科病棟の患者さん、ダムに沈む村に暮らすお年寄り、分校の子供たちの素顔、そして、これまでの人生を語るお年寄り遺影。ひとりひとりの暮らしや人生を映し出す作品をとおして、生命と出会うケアの原点を共有します。
▼大西暢夫│フリーカメラマン
全国のダムに沈む村で暮らす人々を撮影し続ける。「精神科看護」のグラビア撮影、チェルノブイリを舞台にした「ナージャの村」の映画のスチールなども担当。2003年『おばあちゃんは木になった』(ポプラ社)で第8回日本絵本賞受賞。07年には映画『水になった村』で初監督。08年には、滋賀県のデイサービスセンターに通うお年寄りの「明るい“遺影”」の撮影会がNHKで放映され話題になった。
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10:30-11:50│レクチャー
聴くこと・寄り添うこと
生まれたばかりの子どもを亡くした親や、家族の病気や障害の受容を迫られる家族。大きな喪失に直面する家族を支えるのは、ただその人の話を聴き寄り添うことです。治療という目的に向かって誰もが走りまわる医療の現場において、周産期心理士の草分けとして「ただそこに居る」ことを実践してきた経験から、ケアのための基本的な姿勢を学びます。
▼橋本洋子│山王教育研究所 臨床心理士
上智大学大学院で心理学研究に携わりながら、1989年より聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院周産期センターで臨床心理士として勤務。2004年4月より現職。1996年に周産期心理士ネットワークをたちあげ代表をつとめる。著書に『NICUと心のケア:家族の心に寄り添って』(メディカ出版)、共著に『カンガルー・ケア:ぬくもりの子育て』(メディカ出版)など。
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13:10-15:10│選択プログラム
分科会1(定員150人)
家族をケアする仕組み 〜市民の力を政策に生かす
制度の整備とともに、私たちはサービスを利用し、消費する意識が強くなってきています。しかし、どのような制度も、私たち市民の熟議と行動によって変えていくことができ、創造力とネットワークによって、政策づくりにつなげていくこともできるはずです。イギリスを中心とした諸外国の「介護者支援」の事例、および国内における市民活動の事例から、市民が作るケアの仕組みについて学びます。
▼三富紀敬│静岡大学人文学部教授
▼安岡厚子│NPO法人サポートハウス年輪理事長
▼須田正子│全国マイケアプラン・ネットワーク会員
▽コーディネーター:堀越栄子│さいたまNPOセンター理事・日本女子大学教授
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分科会2(定員50人)
看取りのためのもう一つの場所 〜地域で支えあう終末期
高齢化時代の大きなテーマは、終末期をどこでどのように迎えるかということではないでしょうか。病院だけに頼るのではなく、家族だけで頑張るのでもなく、地域の多様な支え合いによって生命の営みを次の世代に受け継いでいくことができないか、各地の実践から学び合います。
▼飯島惠道│曹洞宗東昌寺副住職、元諏訪中央病院看護師
▼大石春美│医療法人心の郷「穂波の郷クリニック」緩和ケアコーディネーター
▽コーディネーター:西村美智代│埼玉県認知症グループホーム・小規模多機能協議会会長
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分科会3(定員50人)
ケアの功名 〜“共にあること”から生まれるもの
介護や援助をすることで、私たちは思いがけない出会いを経験することがあります。また、一人の人を介して、自分とは関係ないと思っていた世界が次々と開けてくることがあります。人を支え、共にあることから学ぶことのできる、人間本来のあり方について考えます。
▼渡辺新一│埼玉トヨペット(株)CSR・環境部社会貢献課「はあとねっと輪っふる」事務局長
▼志賀玲子│舞台芸術プロデューサー、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任教授、スペースALS-D主宰
▽コーディネーター:播磨靖夫│財団法人たんぽぽの家理事長
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分科会4(定員50人)
弱さとともに生きる 〜人を支え包み込む社会づくり
人と人との関係性が希薄になっている現代社会においては、人間としての弱さが大きな苦悩につながってしまいます。苦悩を孤立化させないためには、隣人同士、仲間どうしの支え合いを基本にして、社会全体に対して働きかけるさまざまなアプローチが必要になります。ケアする家族をめぐる現代的な課題を共有し、孤立化へのアプローチについて学び合います。
▼川端美和│育児と介護の両立を考える会 世話人
▼堀江紀一│精神に障害をもつ人の家族の会 NPO法人世田谷さくら会理事
▼植田洋子│難病の子どもと家族のための滞在施設 NPO法人ファミリーハウス事務局長
▽コーディネーター:石毛エイ子│NPO法人市民福祉サポートセンター代表運営委員
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主催:財団法人住友生命社会福祉事業団/財団法人たんぽぽの家
後援:埼玉県/さいたま市/(社福)埼玉県社会福祉協議会/(社)認知症の人と家族の会埼玉県支部/生活協同組合ドゥコープ/市民の医療ネットワークさいたま/さいたまにホスピスをつくる会/埼玉トヨペット(株)
協力:NPO法人さいたまNPOセンター
企画・運営:ケアする人のケア埼玉セミナー実行委員会
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参加申し込み方法
次の申し込み内容を添えて、Email、FAX、郵便、お電話等でお申し込みください。11月中旬頃、折り返し受講票をお送りします。
お名前(ふりがな)
ご所属、活動先・活動内容など
※特になければ記入不要です。
ご住所
※受講票をお送りします。ご自宅以外の場合は団体名までお書きください。
電話番号、FAX番号、Emailアドレス
選択プログラムの参加希望
第1希望:□分科会1/□分科会2/□分科会3/□分科会4
第2希望:□分科会1/□分科会2/□分科会3/□分科会4
お申し込み先
Email:carecare★popo.or.jp(★を@に変換してください)
FAX:0742-49-5501
ご案内
ご記入いただいた個人情報は、本セミナーの受付事務において利用させていただきます。
会場建物内および付近に飲食店はありません。会場内は飲食可能ですので、昼食をご持参のうえご来場ください。
託児あります。申込みとは別に事務局にご連絡ください。(先着順)